花燃ゆ12話の感想 女性脚本家による夫婦のすれ違いの描写

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「久坂玄瑞と文、小田村伊之助と寿、夫婦のすれ違いがしっかり描かれているドラマは女性脚本家の面目躍如!?」

12話の名言

11

(文)
何か まるで ひと事のようで。
婚礼って こねなもんやろかって。

(滝)
せわぁない。
ゆっくり夫婦になりんさい。

 

12

志があっても
なすところがないままに死んでは
何の意味があろう。
君の士気と才気を
使わぬままでは
どうして
生きている意味があろう。

行け 久坂。

 

13

(文)
お座り下さい。

(久坂)
どねぇなつもりじゃ?

(文)
議論をしようと思って。

(久坂)
議論?

(文)
お好きでしょう?

何を論じるか…
まずは そうですね。

このまま夫婦でおるべきか否か。

 

14

楽しい時は 笑えばええんです。

素直に言うたらええんです。

助けてほしい時は「助けてくれ」と。

そばにおってほしい時は「おってくれ」と。

「江戸に行っても思うとってくれ」と。

 

15

(文)
うぬぼれます。
お兄様の刀と一緒に
こねなもん大事に持っていこうと
しとったらうぬぼれます

(久坂)
人の持ちもんを勝手に見んな!

(文)
勝手に見ます!
女とはそういうもんです

(久坂)
何なんじゃお前は…。

 

16

(文)
だって もう…
志を立ててしまいました。

私の一生の志です。

私は あなたと共に生きてまいります。

(久坂)
やっぱり大吉じゃ。
お前は 俺の大吉じゃ。

 

12話の感想

今回の花燃ゆは文と久坂玄瑞の結婚で始まりました。

和気あいあいとした感じの良い結婚式でしたよね。

結婚したばかりの初々しい二人の姿を中心に描かれた回だったと言えます。

オープニングの歌でも出演者紹介の役名が杉文ではなく、久坂文となってましたよね。

この花燃ゆは原作が無く、脚本は大島里美と宮村優子の二人が担当しています。

そうした女性が担当していることで、夫婦や家族といったシーンでは女性視点で描かれている感じで、それがドラマにすごく深みを与えているように思います。

特に今回、小田村伊之助と寿(優香)の夫婦が激しく言い争った場面がありました。

男として頑張っている伊之助、またそれと同じぐらい妻として頑張っている寿。

しかし、それらは交わることなく、完全にすれ違っています。

そうしたすれ違いを描いたシーンは絶妙だったように思います。

夫のために女同士の付き合いを頑張った寿ですが、それは結局、報われることがありませんでした。

ああした表にはならない努力をしっかり描いている点は女性脚本家の面目躍如たるところだと思います。

お香の会とか、ああいうのは男から見たら遊んでいるようにしか見えなかったりします。

だから基本的には男にはわからない世界なんですよね。

伊之助が寿にそんなことは頼んでないと言ったシーンがありましたが、あれはまさに男の視点と女の視点のぶつかり合いのように思いました。

現在においてもこうした恋人、夫婦の間のすれ違いはよくあることだと思います。

さて、結婚そうそうですが、久坂玄瑞は藩命を帯びて江戸に行くことになります。

いよいよ松下村塾の塾生たちも学び舎から社会へと飛び出していくことになるわけですが、その江戸では大変な事態が起きつつあります。

それは彦根藩の井伊直弼(高橋英樹)が幕府の大老に就任したのです。

いわゆる安政の大獄が始まろうとしているわけです。

中央の動向が松陰の運命に何をもたらすのかはもう少し先の話になります。

このように男と女、松下村塾と明倫館、長州と幕府、いろんな対立と融合を含みながら展開しているこの大河は結構面白いと思います。

次回も楽しみですね!

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